米シカゴ連銀のグールズビー総裁は、9月の雇用統計が極めて力強い内容だったにもかかわらず、景気が過熱しているという説得力のある証拠は見当たらないとの考えを9日収録のインタビューで示した。
同総裁は9月の米消費者物価指数(
CPI)が10日に発表される前、ブルームバーグのポッドキャスト「オッド・ロッツ」とのインタビューで、インフレは大幅に鈍化しており、労働市場は依然として堅調だとの見方をあらためて表明。何を心配しているかとの質問には、強い需要がインフレを再燃させるリスクに当局は注意を払い続ける必要があると答えた。
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労働市場が落ち着き、現時点でエコノミストらが持続可能な完全雇用と見なすレベルに至っていることを多くの指標が示しているとも説明。「完全雇用にあって安定化していない新たな傾向、つまり、実際には白熱した過熱状態に戻っているという説得力ある状況を私はまだ目にしていない」と語った。
シカゴ連銀のグールズビー総裁
Photographer: Natalie Behring/Bloomberg さらに数カ月にわたって雇用統計で強い数字が示されれば、金利の適切な道筋に関する自分の見方も変わるだろうと話す一方で、個々のデータを深読みし過ぎることや、連邦公開市場委員会(FOMC)が今後数回の会合でどのように行動するかに過度に重点を置くことには警告を発し、「それはさまつな問題だ」と話した。
同総裁は「大局的に見れば、インフレ率は大幅に低下し、失業率は居心地の良い水準まで上昇し、金利はFOMCのほぼ全員が安定状態と考えている水準を大きく上回っている」と述べ、「金利が落ち着くと思われる水準よりも、かなり高い水準にしておきたいのか、あるいは好ましい状況を危険にさらすことなるのか。そうしたことを私は考えている」と明らかにした。
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原題:
Fed’s Goolsbee Praises Progress on Inflation, Labor Market (抜粋)







