米銀シティグループに長年強気な見方を維持するマイク・メイヨー氏は、シティがジェーン・フレーザー最高経営責任者(CEO)に巨額の留任ボーナス、さらに会長職の肩書きを付与すると決めたことについて、ガバナンスの低さを示すものであり、時期尚早の報酬だとの見方を示した。
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ウェルズ・ファーゴのアナリストを務めるメイヨー氏は、22日付のリポートで「シティは成果に見合わない報酬を与えてきた企業の中でも、特に悪質な例の一つだ」と述べ、この報酬パッケージは「ふさわしい業績が達成される前に過剰な報酬を支払う長年の伝統を継承するものだ。少なくとも今回のケースはそうだ」と付け加えた。
シティは22日、ジョン・ドゥガン氏の後任として会長に就任するフレーザー氏に対し、2500万ドル(約38億1000万円)相当の制限付き株式が一回限りの特別報酬として付与されるほか、105万5000株のストックオプションも付与される。オプションは数千万ドル規模の価値になる可能性がある。
シティの株価は今年約38%上昇し、長期間の不振を経て、競合行を上回るパフォーマンスを示している。2021年にトップに就いたフレーザー氏による痛みを伴う改革の推進が奏功している。
ドゥガン氏は声明で「シティをよりシンプルで焦点の絞られた銀行にするとのフレーザー氏の周到な計画が、株主にとって意味ある価値を生み出した」と述べた。
しかしメイヨー氏は、シティの「業界最低水準の効率性と資本コストを下回るリターン」を考慮すれば、この報酬は時期尚早だと指摘。フレーザー氏は「2025年の株価上昇による利益を既に享受している」とも述べ、株価パフォーマンスに対する二重の報酬だと批判した。ただしシティ株については依然として特に選好する銘柄であるとも付け加えた。
原題:
Citi Bull Mayo Says CEO’s Double Bonus Is Too Large And Too Soon
(抜粋)
— 取材協力 Todd Gillespie







