スターバックス、再建計画は「予定より早く前進」－株価上昇

大手コーヒーチェーン、米 スターバックスの株価が29日の時間外取引で上昇した。
昨年9月にＣＥＯに就任したニコル氏は、米国内の事業を立て直すため、待ち時間の短縮やメニュー刷新、店舗改装などに注力している。
また、店舗従業員の増員や顧客サービスの向上、店内およびドライブスルー注文の優先対応といった新プログラムにより「サービスの迅速化、売り上げの増加、顧客体験の改善」が実現していると述べた。
米国では、ティー系商品の一部値下げや無糖オプションの拡充といった施策で長引く低迷に対応。
　ニコル氏は中国事業の持ち分売却に関するブルームバーグ・ニュースの先の報道に関連し、20社以上が関心を示した。
　キャシー・スミス最高財務責任者（ＣＦＯ）はアナリスト向け電話会議で、再建計画による変化や不透明な消費者環境を踏まえ、今年度残りについては「慎重」な見方を示した。