スペイン、イタリアの５月インフレ率は1.9％－ＥＣＢ目標下回る

イタリアとスペインの5月の消費者物価指数（ＣＰＩ）が共に1.9％となり、欧州中央銀行（ＥＣＢ）が目標とする2％をわずかに下回った。
ドイツも30日にＣＰＩを発表する。
米トランプ政権がもたらす貿易摩擦を受けて、欧州経済の下支えのため、インフレ率が2％を下回らないよう対応を取るべきだとの声が高まっている。
しかし、マクロ経済の見通しは依然として弱く、通商を巡る緊張によって悪化する恐れがあると述べた。
今週の調査によると、ユーロ圏の消費者の期待インフレ率は4月、2カ月連続で上昇した。