トランプ大統領、イスラエルとイラン「大規模な衝突」あり得る

トランプ米大統領は12日、イスラエルがイランを攻撃する可能性は「十分にあり得る」との認識を示す一方、米・イランの核交渉が継続中であることを理由に攻撃を控えるよう助言していたと明らかにした。
大統領はこれまでも外交的解決を望む意向を繰り返し示してきたが、イランが厳しい条件を突き付けており、核濃縮活動の完全放棄に関する要求を拒否していると述べている。
　当局者によると、イランは核開発プログラムを巡り攻撃を受けた場合、中東地域の米資産を攻撃する構えを見せており、米政府職員およびその家族に対し、テルアビブやエルサレムなどの主要都市以外への移動を当面控えるよう指示した。
「この地域には多くの米国人がいる。」
　イランはこれに先立ち、核開発を巡り国際原子力機関（ＩＡＥＡ）から非難決議を受けたことに反発し、新たなウラン濃縮施設の新設を表明－ＩＡＥＡの非難決議に反発(1)　　　イスラエルは、米国の支援があろうとなかろうとイラン攻撃の権利を留保していると主張している。
　ＡＢＣニュースは、イスラエルが近日中の軍事行動を取ることを検討していると報じた。