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トランプ氏にとって米市場は私邸マールアラーゴ、参入には会費必要

記事を要約すると以下のとおり。

昨年7月、トランプ氏とバイデン氏による最初で唯一の討論会を前に、ブルームバーグ・ビジネスウィーク誌の取材チームは同氏の私邸「マールアラーゴ」を訪れた。
トランプ氏は促されることもなく2回マッキンリーに触れ、「最も過小評価されている大統領で「この国を豊かにした人物」だと、長々と語った。
ブルームバーグ・ビジネスウィーク誌(2025年5月発行)Illustration:SarattaChuengsatiansupforBloombergBusinessweek  トランプ大統領の相互関税は市場を混乱させ、S&P500種株価指数を弱気相場入りの寸前に追いやり、長期の米国債の利回りを急上昇させた。
投資家がトランプ氏について知っていると思っていたこととは相反する行動だった。
 トランプ氏の最も親しい経済顧問でさえ、読み違えていた。
 トランプ氏の行動は、世界の準備通貨としてのドルの地位に疑問を投げかけることになるだろう。
関連記事:「マールアラーゴ合意臆測、外国中銀の不安あおる恐れ-マクロ分析  誰もがトランプ氏の真意を読み違えた今、次は何をしでかすのかという巨大な問題が残っている。」
 インタビューの最中に、マールアラーゴの管理人であるベルント・レンブケ氏がたまたま通りかかった。
マールアラーゴは一等地であり、会員候補者たちは入会を熱望しているので、値上げをするのは容易だ。
 かつてトランプ氏の最高戦略責任者を務め、同氏の理解者であるスティーブ・バノン氏は最近、次のように語った。
「トランプ氏の経済モデルの中心部分だ」。
トランプ氏にとっての関税は伝統的に考えられてきた関税とは異なる。
2回も弾劾され、一度は大統領選に敗れたトランプ氏は、他の大統領よりもその思いが強いかもしれない。
 大統領というものは、自らの大きな構想を手放したくないと考えている。
 トランプ氏もまた、本当に退いたわけではない。
 一時停止を発表した際にトランプ氏は、投資家が「びくびく」し、債券市場が「不安」になっていることに不満を漏らし、自身の信念について考え直しているようには聞こえなかった。
マッキンリーと同じく、保護主義こそが米国のルネサンスの鍵だと今も信じている。
(原文は「ブルームバーグ・ビジネスウィーク」誌に掲載)原題:Mar-a-LagoMembershipFeesHelpExplainTrump’sTariffObsession(抜粋) 。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース トランプ氏にとって米市場は私邸マールアラーゴ、参入には会費必要

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