トランプ氏は中国批判控える方針、対露支援抑止の圧力かけず-関係者
記事を要約すると以下のとおり。
トランプ米大統領は中国に対し、ロシアへの戦争支援をやめるよう圧力をかけることを控え、米中関係の他の問題に焦点を当てている。 ホワイトハウスがこの方針を維持する場合、ロシアのプーチン大統領を交渉の席に着かせるよう影響力を行使すべきだと呼び掛けてきたこれまでの米国や主要7カ国(G7)の立場から大きく逸脱する。関連記事米中首脳、さらなる協議で合意-レアアースで理解深めたとトランプ氏トランプ氏との電話に応じた習氏、半導体や関税巡る攻防に勝算見込む ホワイトハウスの報道官は、コメントの要請にすぐには応じなかった。 この政策転換の背景には、トランプ政権はウクライナよりも米国の国益に重要な問題に関して中国への影響力を行使したい考えだと、関係者の1人は指摘した。 トランプ氏に近い共和党のグラム上院議員は、G7首脳会議前に新たなロシア制裁の導入を目指す意向を示していた。 米当局者はまた、欧州が中国とロシアの戦争を後押ししていると非難した。 実際、ロシアは戦争に必要だが制裁対象となっている兵器関連の技術や部品の大半を、中国からの輸入を通じて調達しており、貿易制限を巧妙に回避している。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース トランプ氏は中国批判控える方針、対露支援抑止の圧力かけず-関係者






