トランプ氏干渉で統計の信用崩壊、ウォール街で重み増す民間経済指標
記事を要約すると以下のとおり。
IGウェルス・マネジメントの投資戦略責任者フィリップ・ペターソン氏は、顧客に投資を推奨する上で長年、米労働省の労働統計局(BLS)がまとめる指標に依存してきた。しかしペターソン氏が心配するのは、独立経済統計のゴールドスタンダードと見なされてきたBLSの統計が、今後は党派的な色彩を帯びる可能性だ。 ジョーンズトレーディング・インスティテューショナル・サービシズのチーフ・マーケット・ストラテジスト、マイケル・オルーク氏は今後は民間データに「もっと重点を置く」と述べた。民間データを用いることで、エコノミストやストラテジストは誤りをチェックすることができると指摘した。回答率の低下は何年も続き、大幅な修正の原因となってきた。トランプ米大統領Photographer:YuriGripas/Abaca/Bloomberg エバコアISIの株式クオンツ・チーフ・ストラテジスト、ジュリアン・エマニュエル氏は「政府が出すデータがますます疑わしくなるにつれ」、民間データの重みは「さらに増してくる」と指摘。「信頼は金融の礎だ。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース トランプ氏干渉で統計の信用崩壊、ウォール街で重み増す民間経済指標