トランプ米大統領、対カナダ交渉を重視せず－関税賦課だけの可能性も

トランプ米大統領はカナダとの通商交渉について、現時点では政権の優先事項ではないと述べ、交渉を進める代わりに既存の輸入関税を維持する決定を下す可能性があるとの認識を示した。
その点については、これまであまり重点を置いてこなかったと話した。
　カナダ当局者は前日、ワシントンで共和党上院議員と相次いで会談。
　トランプ大統領が1期目に締結した米国・メキシコ・カナダ協定（ＵＳＭＣＡ）に基づき出荷される製品の大半は現在、米国の関税対象外となっているため、カナダから約4770億ドル（約70兆4600億円）の財・サービスをカナダに輸出した。