アイリッシュ・タイムズ(IT)は25日、米
アマゾン・ドット・コムが、ダブリンに産業施設を建設する計画を、電力供給を確保できなかったため撤回したと報じた。トランプ米大統領による関税がアイルランドへの投資に与える影響について強い懸念が広がる中での計画中止は、同国経済に波紋を広げそうだ。
アイルランドは、特に米国からの海外企業投資に大きく依存している。こうした投資が政府の法人税収を押し上げ、政府に多額の財政資源をもたらしてきた。
ITによると、データセンター向けのラック型のハイテクサーバー棚の製造施設を建てるという
アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の計画は、予定していた地域の電力網の制約により実現しないことになった。この施設では、約500人の雇用が見込まれていたという。
アイルランドの一部地域では、電力不足を理由に新たなデータセンターの建設を規制しており、国内に拠点を置く多国籍企業にとって大きな懸念となっている。
ITは計画を進められなかったことを「遺憾に思う」とのAWSのコメントを報じた。また、AWSは「条件が整えば」、アイルランドへの別の投資を目指す意向を示しているという。
原題:
Amazon Scraps New Irish Plant on Energy Issues, Irish Times Says(抜粋)







