ピムコ、世界の5-10年債を選好-ドルは基軸通貨維持も下振れに警戒
記事を要約すると以下のとおり。
米
パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、今後5年間の運用方針として、償還期間が5-10年の世界の債券を選好する一方で、長期債をアンダーウエートとする見通しを示した。先進国および新興国の高格付け債を通じてポートフォリオを守るよう投資家に勧めた。「質が低く景気の影響を受けやすい分野でリスクが高まる中、アクティブ運用型の投資家は長期債よりも中期債を選好し、公開市場と非公開市場のバリュエーションギャップを活用し、資産担保ファイナンスでの機会を捉えることで優位に立つことが可能だ」と論じた。 ピムコでは、世界的な国債利回りカーブのスティープ化が引き続き進行すると予想。関連記事:米30年債入札に市場が大注目-「最も不人気な債券需要の試金石(1) ピムコは米国債市場におけるボラティリティーをうまく乗り越えてきた。」過去3年および5年で見ても、同業他社の91%を上回っている。 「当社の長期的な見通しにおいて、米国債はソブリン債市場の中で依然として最もましな選択肢だ。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ピムコ、世界の5-10年債を選好-ドルは基軸通貨維持も下振れに警戒