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ヘッジファンド最大手、債券市場で「極めて高水準の」レバレッジ-BIS

記事を要約すると以下のとおり。

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世界最大級のヘッジファンドは、規模の小さい競合に比べ「極めて高水準の」レバレッジを債券市場で積み上げていると、国際決済銀行(BIS)が指摘した。ディーラーとの緊密な関係のおかげで、そのコストが極めて低いことが理由だという。
  2日に公表されたBISの調査によると、銀行が10大ヘッジファンドに適用するレポ取引における担保の平均ヘアカット(割引率)はゼロに近い数字だった。担保価値がほとんど割り引かれることがないため、これらのヘッジファンドは「小規模な競合と比較して、極めて高水準のレバレッジ」を築くことができていると、BISは論じた。
  こうしたレバレッジの巻き戻しが相場急落を引き起こすリスクを抑制しようと、当局はベーシス取引などヘッジファンドが好む収益性の高い債券投資戦略への監視を強めている。ちょうどイングランド銀行(英中央銀行)も2日、ベーシス取引による英国債へのリスクの高まりに言及し、リスクテークを管理して市場を混乱させる事態を引き起こさないよう市場参加者に呼び掛けた。
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  調査をまとめたBISのフェリックス・ヘルメス、マイク・シュメリング、アンドレアス・シュリンプ氏は「これらのヘッジファンド大手は主要ディーラーの重要な顧客で、強固な取引関係を持つ。ディーラーはより有利なヘアカット条件という形でそれに報いている様子だ」と分析した。

  ノンバンク金融機関に起因するリスクを当局が精査する中で、世界のレポ市場におけるヘッジファンドの活動は規制上の課題に浮上している。英中銀が2日発表した金融安定報告によると、英国債を担保としたレポ市場でのヘッジファンドの純借入額は11月に過去最高を更新し、1000億ポンド(約20兆6000億円)近くに上った。このうち「少数の」ヘッジファンドが借り入れの90%を占めているという。ヘッジファンドの具体的な名前は挙げていない。
  翌日物レポ市場は、ベーシス取引などさまざまなヘッジファンド戦略の主要な資金調達源となっている。ベーシス取引ではレポ市場で調達した資金で債券を購入し、現物債とそれに対応する先物との小さな価格差で利益を狙うことが一般的だ。
  レポ市場で借り入れが可能な額の決定では、ヘアカットが重要な要因となる。理論的には、ヘアカットが0.5%であれば、借り手は自己資本の200倍に相当する資産を持つことができ、ヘアカットがゼロなら「無限のレバレッジ」を手にできる可能性すらあると、BISはリポートで指摘した。

  調査を行ったBISの3氏は、「ヘアカットの設定に影響を与える要因と、それがレバレッジに及ぼす影響を理解することは、金融システムのぜい弱性を評価するうえで極めて重要だ」と論じた。
原題:
Biggest Hedge Funds Are Tapping Ultra-Cheap Leverage, BIS Finds(抜粋)
— 取材協力 Bastian Benrath-Wright and Laura Avetisyan

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[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ヘッジファンド最大手、債券市場で「極めて高水準の」レバレッジ-BIS

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