ボウマン米連邦準備制度理事会(FRB)副議長(銀行監督担当)は、バーゼルIII関連の計画公表は優先事項だが、新たな提案は銀行に対する資本規制全体の枠組みに整合するものでなければならないと強調した。
ボウマン副議長はマドリードで開かれたサンタンデール国際銀行会議で4日、同計画の公表が「われわれの優先事項の一つだが、資本だけを切り離して議論することはできない」と述べた。
ボウマンFRB副議長
Photographer: Samuel Corum/Bloomberg ブルームバーグは先月、FRBがウォール街の大手銀行に課す資本要件を大幅に緩和する修正案をまとめており、その概要を他の米金融監督当局に示したと報じた。
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計画は初期段階だが、いわゆる「バーゼルIII最終化」案の米国版に強く反対してきたウォール街の銀行は歓迎する公算が大きい。
ボウマン副議長は4日、大手行に課す資本上乗せや銀行ストレステスト(健全性審査)
改定案、米銀大手に適用される強化補完的レバレッジ比率(
eSLR)についても監督当局が検討を進めていると説明した。
デジタル資産
「ジーニアス法」の成立を受け、FRBは暗号資産(仮想通貨)に関する次の措置も検討している。同法の下、ステーブルコイン発行者には正式な登録と裏付け資産の保有が義務付けられた。
ボウマン副議長は、銀行が望めばデジタル資産に関与できる状況が「極めて重要だ」と指摘。
「銀行が取り残されないようにしたい。同時に、銀行のバランスシート上で、デジタル資産を通常の業務活動と分けた形で関与できるようにしたい」と述べた。
原題:
Bowman Says Basel a Priority But Can’t Look at Capital in Vacuum(抜粋)
(最終3段落にデジタル資産に関する情報を追加して更新します)




