モーリス氏、中東混乱は「楽観的変化の可能性」-投資機会拡大を期待
記事を要約すると以下のとおり。
米投資銀行モーリスのケン・モーリス最高経営責任者(CEO)が25日、ブルームバーグ・テレビジョンのインタビューに応じ、中東の戦争や関税をめぐる不確実性を一蹴し、世界全体に繁栄の時代が訪れると予測した。誰もが起こり得る悪いことばかり指摘しようとしていると語った。特に2018年、ジャーナリストのジャマル・カショギ氏が殺害された際には、競合他社が距離を置く中でサウジアラビア政府への支持を示すなど、湾岸地域で存在感を維持し、モーリスを中東地域における有力アドバイザーの地位に押し上げた。 モーリス氏は中東の混乱を「この地域で最も楽観的な変化が訪れる可能性のある機会」と位置づけ、対イラン制裁が解除されることを前提に、イランの石油埋蔵量の解放や労働市場の開放がもたらす潜在的な影響などに着目した。 同氏は、政府支出によって経済成長が加速すると予測される欧州についても「非常に強気だ。」
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