ユーロ圏における賃金上昇の主要指標は伸びが減速し、根強いサービスインフレは緩和するとの欧州中央銀行(ECB)の見通しを裏付ける結果となった。
ECBの21日の発表によると、7ー9月(第3四半期)のユーロ圏の妥結賃金は前年同期比で1.9%上昇した。前四半期の同4%上昇から大幅に減速した。2024年には5.4%と、ピークを付けていた。
賃金の伸びが鈍化し、労働集約型のサービス部門の物価上昇も落ち着くとの見方に基づき、ECBはインフレ率を目標の2%で抑えることを確信する。ユーロ圏のサービス部門のインフレ率は10月に3.4%に加速し、追加利下げの必要はないとの見方を強めた。
ECBは先月、3会合連続で中銀預金金利を2%に据え置いた。ラガルド総裁は、基調的なインフレへの影響を鑑み、賃金動向を注視していると述べた。
また、ECBの賃金トラッカーは、ユーロ圏の賃金上昇率が来年最初の9カ月は2%付近で推移すると
示唆した。
原題:
Euro-Zone Pay Growth Drops, Backing ECB Case for Prices to Ease
(抜粋)







