世界のファンドマネジャーは記録的なペースでリスク資産に回帰している。経済成長や企業業績への楽観が背景にある。 バンク・オブ・アメリカ(BofA)のファンドマネジャー調査から分かった。
7月調査によれば、投資ポートフォリオにおけるリスク水準を通常より高くしているマネジャーの割合は3カ月間で、2001年の調査開始以来で最大の伸びを記録した。特に米国株、欧州株、テクノロジー株への資産配分が大幅に増加しているという。
S&P500種株価指数が過去最高値を更新する中、ファンドマネジャーの強気姿勢が強まっている。米国が各国との貿易交渉をうまくまとめられるとの期待が背景にある。
BofAのストラテジスト、マイケル・ハートネット氏は「夏場に大きな株価調整が起こるとは考えていない」とし「株式へのエクスポージャーはまだ極端な水準ではなく、債券市場のボラティリティーも引き続き低水準にある」との認識を示した。
調査によると、米国株への配分は昨年12月以来の大幅な増加となり、テクノロジー株への3カ月間での配分拡大は2009年以降で最大だった。ユーロ圏の株式への配分は過去4年で最も強気の水準に達したという。
企業業績に対する楽観も20年以来の大幅な上昇となった。
また、「今後1年以内に景気後退は起こらない」と答えた参加者の割合はネットで59%に達し、4月にトランプ米大統領が「解放の日」関税を発表した際の悲観から一転した。
原題:
BofA Poll Shows Investors Are Taking Risk at a Record Pace (1)(抜粋)
(第3段落に加筆します。更新前のバージョンは第2段落を訂正済みです)





