リリーの経口肥満治療薬、主要試験で体重11％減少－期待レンジの下限

米製薬大手 イーライ・リリーが開発中の経口肥満治療薬が、後期臨床試験で患者の体重を約11％、およそ25ポンド（約11キロ）減少させる効果を示した。
ウゴービの臨床試験では、被験者の体重が14－15％減少したが、これはリリーの注射薬「ゼップバウンド（Zepbound）」による減少率をわずかに下回っていた。
しかし、経口薬の開発は科学的なハードルが高く、製薬各社にとって課題となっている。
　「使える手段はすべて必要だと、試験結果公表前のインタビューで語った。」
副作用を理由に試験から離脱した被験者は約10％だった。