ルコルニュ仏新首相が就任-予算成立に向け課題山積、初日からデモ
記事を要約すると以下のとおり。
セバスチャン・ルコルニュ氏が10日、フランスの首相に就任した。 ルコルニュ氏は、退任したバイル前首相との引き継ぎ式で「変化が必要だ。」フランスのルコルニュ新首相(左)とバイル前首相Photographer:BenjaminGirette/Bloomberg フランスでは10日、草の根運動「ブロコン・トゥー(BloquonsTout、すべてを止めよう)」抗議活動を行った。 投資家は政治・財政の不確実性を受けてフランス資産を売却しており、借り入れコストは欧州他国と比べ上昇している。調整 前任者同様、少数与党を基板とするルコルニュ新政権が2026年度予算を成立させ、内閣不信任を回避するには、左派か右派のいずれかから支援を得る必要がある。 極右・国民連合(RN)のマリーヌ・ルペン氏は、財政赤字の削減方法だ。妥協点を見出すためには、前任のバイル氏が公約した、財政赤字の国内総生産(GDP)比を今年の予想値5.4%から26年までに4.6%に削減するという目標の達成ペースを、遅らせる必要に迫られる可能性がある。 12日には、フィッチ・レーティングスがフランスの信用力評価を更新する予定だ。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ルコルニュ仏新首相が就任-予算成立に向け課題山積、初日からデモ