パナソニックホールディングスのグループ北米総代表を務めるメーガン・ミュンワン・リー氏は14日、米カンザス州の新しい電池工場について、年内にフル稼働する見通しを示した。
テスラをはじめとする電気自動車(EV)メーカーに供給する同社の取り組みについて懸念が出ていたが、そうした不安を和らげるものだ。
リー氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「今年中にフル稼働に向かう」と語った。
日本経済新聞は先週、パナソニックが同工場でフル生産の時期を先送りする方針だと報じていた。
リー氏は「われわれは一度約束したことには全力で取り組み、全ての顧客をしっかりサポートしたいと考えている」とし、「足元で減速は感じておらず、非常に前向きだ」と語った。
パナソニックにとって米国で最大の電池供給先であるテスラは、4-6月(第2四半期)の米販売台数が前年同期比13%減少した。EV需要の鈍化が背景にある。
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新工場は今後、テスラのほか、
ルーシッド・グループや
ヘキサゴンプルスなど複数のEVメーカーに電池を出荷する。
リー氏は「テスラとは確かに連携しているが、他の大手完成車メーカーや新興企業とも連携したい」と述べた。またテスラとのパートナーシップについては「非常に強固だ」と強調した。
米国で二つ目となる新工場の開所式にリー氏は出席した。工場では量産を開始したが、建設作業も進行中だ。完成後の生産能力は年間約32ギガワット時となり、EV約50万台分の電池を供給できる見込み。
同社は2017年からテスラに供給しているネバダ州の電池工場も運営し、同施設の現在の年間生産能力は約41ギガワット時。パナソニックは発表資料で、カンザス工場が本格稼働すれば、米国内の生産能力は合わせて約73ギガワット時に達するとしている。
原題:
Panasonic Aims for Full Output at Kansas Battery Plant in 2025(抜粋)





