ウクライナとの戦争で厳しい財政状況にあるロシアは、最近の原油高による恩恵をほとんど受けられずにいる。
年初からの下落分のうち90%を取り戻している。
ロシア中銀が主要政策金利を歴史的な高水準で維持していることなど複数の要因が背景にある。
ウクライナとの戦争で巨額の軍事費を負担しているロシアの財政赤字は今年、当初想定の3倍以上に膨らむ可能性がある。
また、現地メディアによると、マントゥロフ第1副首相は19日にサンクトペテルブルクで開かれた国際経済フォーラムで、輸出企業と輸入企業の双方にとって最適な為替水準は1ドル=90-100ルーブルだと発言した。
ロシア石油収入、ルーブル高が圧迫-中東情勢による原油高の恩恵相殺
記事を要約すると以下のとおり。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ロシア石油収入、ルーブル高が圧迫-中東情勢による原油高の恩恵相殺