三井住友トラストグループは12日、2026年3月期(今期)の連結純利益予想を従来の2800億円から2950億円に上方修正すると発表した。政策保有株式の売却益を計上するほか、与信関係費用が低く抑えられる見込みとなった。
今期の純利益は2期連続で最高益を更新する見通しだったが、これがさらに上乗せされる。4-9月累積では前年同期比29%増の1713億円で、上期としても最高益を更新。今期計画に対する進捗(しんちょく)率は58%となった。
発表資料によると、本業のもうけを示す連結実質業務純益は4-9月累積で同7.3%増の1819億円だった。与信関係費用は27億円の戻入益となった。株式関係利益399億円も計上した。
決算会見で高倉透社長は、「円金利上昇などが追い風となった」ほか、手数料収益増加もあり、実質業務粗利益が好調だったと説明。またプライベートアセット事業について「流動性が低い反面、中長期で安定的にリターンが得られる特徴がある」とし、関連事業を強化する方針を示した。
同時に発行済み株式総数の1.6%、300億円を上限とする自社株買いも発表した。期間は11月13日から2026年2月27日までで、同3月18日に消却する。期末配当予想を従来の1株当たり80円から90円に増額する。年間配当予想は前期実績と比べ15円増の170円となる。
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(決算の詳細や社長コメントを追加して更新します)
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