中国は9月に準備資産として15トンの金を買い入れたともようだと、ゴールドマン・サックス・グループは分析している。各国・地域の中央銀行は、夏季の一時的な停滞を経て、再び金購入を加速している。
中国が9月の購入分として発表したのは
1.24トンにとどまっている。ゴールドマンは17日のリポートで、実際の買い入れはそれを大きく上回っているとみていることを明らかにした。
リナ・トーマス氏らアナリストの試算によれば、世界の中銀による9月の金購入量は計64トンと、前月の3倍以上に増加。こうした買い意欲は11月も続いている可能性があるという。
中銀による金買いはここ3年間にわたる金高騰の要因の一つとなっている。金価格は10月に1オンス=4380ドル超と過去最高を更新した後、足元ではやや反落している。
各国の金購入は金相場に大きな影響を与えるが、多くの国が実際の購入量を過少に報告する傾向があり、その実態は不透明だ。
「中銀による金の積み増しは、地政学的および金融リスクをヘッジする準備資産の多様化として、複数年にわたる傾向が続いている」とリポートは指摘した。
ゴールドマンは、米金融緩和政策の下、中銀による買いと民間投資家からの資金流入が続くことを背景に、来年末までに金価格が1オンス=4900ドルに達するとの見通しを維持している。
原題:
China Added 15 Tons to Gold Reserve in September: Goldman (1) (抜粋)
— 取材協力 Yihui Xie
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