中国のバイオ医薬企業、
メディリンク・セラピューティクスは、香港での新規株式公開(IPO)に向けて中国国際金融(
CICC)と
JPモルガン・チェース、
モルガン・スタンレーを共同主幹事に起用した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
関係者によると、メディリンクは1億ドル(約145億円)強の規模のIPOを目指しているが、協議はなお続いており、詳細は変更される可能性があるという。非公開情報を理由に、関係者が匿名を条件に語った。
メディリンクとJPモルガン、モルガン・スタンレーの担当者はコメントを控えた。CICCにコメントを求めたが、返答はなかった。
メディリンクは2020年に設立されたバイオ医薬企業で、主に抗体医薬品の開発を手がけており、新薬候補はすでに治験段階に入っている。研究開発拠点は上海とボストンにある。
ブルームバーグは今年3月、メディリンクが「YL201」という開発中の抗体薬物複合体(ADC)について、グローバル製薬会社とのライセンス契約を模索していると報じた。YL201は周囲の正常組織を傷つけずにがん細胞を攻撃することを目指した新薬候補。
中国のバイオ企業は開発中の新薬候補の国際ライセンス契約を進めており、
アストラゼネカや
メルク、
ファイザーなどの製薬大手も特許切れによる売り上げ減への対応策として中国発の新薬に期待を寄せている。
原題:
Biotech Firm MediLink Is Said to Hire Banks for Hong Kong IPO(抜粋)






