中国では10月に入り、銀行以外の金融機関の流動性環境が引き締まっている。中国株高に乗り遅れまいと、資産運用商品である理財商品から資金を引き揚げる動きが強まっている。
こうした状況を受け、ノンバンク金融機関と銀行の資金調達コストの格差は拡大。この差は今月9日に半年ぶりの高水準まで広がった後も、大きい状態が続いている。
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のシニアストラテジスト、邢兆鵬氏はノンバンクの流動性がタイトとなっているのは理財商品会社が直面している償還が主な原因だと指摘。「債券利回りが上昇したことで、理財商品や債券ファンドの償還が増えた。株式相場の急騰でこれに拍車が掛かっている」との見方を示す。
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中国当局による一連の対策を受け、景気見通しは改善。投資家は中国株への物色を強めている。一方、国債の大量供給が懸念され、トレーダーは債券に対して冷淡な姿勢に転じている。
招商証券によると、債券投資が中心の理財商品からは先週、2070億元(約4兆3500億円)が流出。その前の週は670億元のマイナスとなっており、流出規模が拡大している。
原題:
Chinese Non-Bank Liquidity Tightens as Investors Rush to Stocks(抜粋)





