中国レアアース輸出なお停滞、トランプ氏「先行」供給発言と食い違い
記事を要約すると以下のとおり。
トランプ米大統領が中国と貿易枠組みで合意したと発表してから約10日が経過したが、米企業はなお先の見えない状況に置かれている。 足元の動向は、多くの米産業が不安定な米中関係の「人質」となっている状況を浮き彫りにする。 複数の欧米バイヤーや業界関係者、協議内容に詳しい当局者への取材からは、米中双方の政策が曖昧(あいまい)だとして不満の声が聞かれた。その上で「企業は少なくとも協議が再び決裂し、輸出が停止されるシナリオを想定していく必要がある」と述べた。現在のペースを踏まえると、中国からの許可が下りるまで数週間から数カ月かかる可能性がある。 また石油業界関係者は一貫して、エタン輸出規制は中国よりも米国側に大きな打撃を与えているとトランプ政権に伝えてきた、と関係者は話している。米中で事業を行う企業は、中国商務省の手続きのペースが大幅に向上しない限り、今後も断続的な中断に見舞われる恐れがある。同リストは軍事目的での輸出を明確に禁じている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 中国レアアース輸出なお停滞、トランプ氏「先行」供給発言と食い違い