インベスコの香港・中国担当最高投資責任者(CIO)馬磊氏は、中国株の一部銘柄で上昇が行き過ぎている兆しがみられると指摘した。馬氏は昨年末時点で、今年
2桁の中国株リターンを予想していた。
運用資産4億9200万ドル(約720億円)の
インベスコ大中華圏株式ファンドを運用する馬氏は、最近のブームで30-40%上昇した銘柄に対し投資家は慎重になるべきだと述べた。自身のファンドについては、過去数カ月に中国株購入を進めたとし、最近の株高への追随を迫られていないと説明した。
インタビューで馬氏は「一部銘柄は実際に、歴史的な高水準に過大評価されている」と指摘。「これは(保有を)減らすチャンスだ」と語った。
馬磊氏
Source: Invesco Ltd. 馬氏のコメントは、少なくとも一部のセクターで中国株急伸が行き過ぎではないかとの懸念をさらに強めるものだ。中国本土株を買い急ぐ動きに後押しされ、香港株の指標、ハンセン指数はこの2週間に20%余り上昇した。
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馬氏の
ファンドは、この1年間に26%のリターンを記録し、競合するファンドの95%を上回る成績を上げている。
中国株は短期的には株価が上昇し過ぎるリスクがあるものの、購入して利益を確保する余地はなお十分にあると馬氏は分析。自身は過去2カ月に不動産と金融株のポジションを着実に増やし、現在はほぼ投資を完了した状態にあるという。
不動産株について馬氏は「向こう2週間にデータが引き続き良好なら、さらに上昇し得る。そうでなければ多少の調整があるだろう」と語った。
原題:Invesco China CIO Who Called Rally Is Worried About Valuations(抜粋)






