2日の債券相場は上昇(金利は低下)。米国市場で民間雇用者数が予想外に減少したことを受け、長期金利が低下した流れを引き継ぎ買いが優勢だ。
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この日行われる10年利付国債入札については、利回りの高さから無難に消化されるとの見方がある半面、日本銀行の今月の利上げが意識されてやや低調になるとの声もある。
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ニッセイアセットマネジメント戦略運用部の三浦英一郎専門部長は「新発10年債利回りは1.6%を超えており、期初でもあるため、それなりに需要が集まり、入札は無難に消化される」と予想する。
一方、三菱UFJアセットマネジメントの小口正之エグゼクティブ・ファンドマネジャーは「中期ゾーンに比べた割高感や利上げを意識して、やや低調になる可能性もある」との見方だ。
スワップ市場が織り込む今月の利上げの可能性は6割近辺で推移している。三浦氏は「ワイルドカードとしては米政府機関の閉鎖が長引き、市場が混乱すれば先送りの可能性もあるが、ベースケースは今月利上げ」だと言う。
長期国債先物12月物は一時前日比14銭高の135円92銭に上昇
新発10年債利回りは0.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低い1.64%
10年国債入札
発行予定額は2兆6000億円程度
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大塚崇広シニア債券ストラテジスト
高利回りと年金勢のリバランス買いへの期待で無難な結果を予想
長期金利と連動性が高いターミナルレート(政策金利到達点)期待の上昇には一定の達成感があるように見え、財政拡張への警戒感も後退している
利上げ観測の強まりに伴う金利先高観や自民党総裁選直前という日程は逆風
備考:10年利付国債の過去の入札結果(表)
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