英当局による業界追放措置の撤回を求めた元みずほインターナショナルの国債トレーダー3人の申し立てを、英裁判所が退けた。3人は英金融行動監視機構(FCA)から市場操作で処分を受け金融業界での活動を禁止されていた。
ディエゴ・ウラ、ホルヘ・ロペス・ゴンザレス、プージャン・シェス3氏は、FCAの判断を不満として異議を唱えていた。
FCAは3氏が「スプーフィング」を通じて市場操作を行ったとして処分を決定していた。3氏は英国が欧州連合(EU)離脱を決めた2016年の国民投票の前後に、執行する意思がない取引について「誤解を招く」大口の注文を出したとされた。
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1日に公表された判決文の中で判事は「ウラ氏、シェス氏、ロペス氏はいずれも不正な取引戦略に関与しており、その行為は不誠実だったと判断した」と説明。
3人のうち2人については、罰金が減額され、3人に科された罰金の合計は38万1000ポンド(約7500万円)となった。
FCAが「金融市場の健全性に関わる重要な試金石」と位置付けたこの事件は、市場操作を巡る調査で同じトレーディングデスクに所属する複数のトレーダーを対象とした初のケースだった。
FCAの執行部門共同責任者、スティーブ・スマート氏は声明で、3人のトレーダーは「市場の健全性を損なおうとした」と非難し「裁判所が彼らを金融サービス業に不適格と判断したことを歓迎する」とコメントした。
3氏の代理人の弁護士はいずれも現時点でコメント要請に対して回答していない。
原題:
Ex-Mizuho Bond Traders Lose Bid to Lift UK Bans Over Spoofing(抜粋)



