15日午前のニューヨーク外国為替市場で、円が対ドルで上げ幅を拡大し、一時1ドル=155円台後半に上昇した。米消費者物価指数(CPI)がインフレ鈍化を示唆する内容となったことに反応した。
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CPI統計では、コア指数の伸びが前月比、前年比ともに市場予想を下回った。これを受けて、米国債利回りが年限全般で低下。円は一時155円95銭まで買われた。上昇率は1.3%に達し、日中としては昨年12月19日以来の高値水準を付けた。
東京時間には、日本銀行の植田和男総裁の発言を受けて1月会合で利上げを行うとの見方が強まり、円が上昇。米CPIを受け、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りがさらに優勢となった。
米CPI統計を受けて、米国債市場では2-10年債の利回り低下幅が約10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に達した。
短期金融市場では、再び7月米利下げの可能性が完全に織り込まれた。2025年通年の予想利下げ幅は約38bpに拡大。年内に2回目の25bp利下げが行われる確率を約50%織り込んだ。
CPI発表前は、トランプ次期大統領の就任を控え、米経済の成長期待やインフレ加速との見方から米利下げ観測が後退。米10年債は節目の5%をうかがう水準にあった。
RJオブライアンのマネジングディレクター、ジョン・ブレイディー氏は、コアCPIが前年同月比で3.2%上昇と、市場予想の3.3%を下回ったことで、国債相場が強気に傾いたと述べた。
原題:
Treasuries Surge as Easing Inflation Boosts Fed Rate-Cut Bets(抜粋)
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