投機筋がドルに関して2月以来の弱気に転じた。米金融当局は9月に緩和サイクルを開始するとみられている。
米商品先物取引委員会(CFTC)が30日発表した27日終了週の建玉(未決済約定)報告によれば、投機筋のポジションは、ドルの買い越しから売り越しに転換した。ドル下落に賭けて投じられた資金は約98億ドル(約1兆4000億円)と、1月以来の最大となった。
投機筋のポジションが前回ドルの売り越しだったのは2月で、市場は当時、年内約6回の米利下げを織り込んでいた。
一方、レバレッジドファンドはユーロに対して6月上旬以来の強気に転じた。欧州中央銀行(ECB)の利下げが米金融当局よりも小幅にとどまるとの観測が背景にある。
CFTCのデータによると、レバレッジドファンドはメキシコ・ペソに対しては2023年5月以来のネガティブなスタンスに転換。最近のペソの下落基調を裏付ける形となった。
メキシコ・ペソ下落、大統領推進の司法制度改革が最初のハードル突破
原題:
Speculative Traders Turn Short Dollar as Fed Rate Cuts Loom (1) (抜粋)
(3段落目以降にユーロやメキシコ・ペソなどに関する情報を追加します)




