日銀意見、早ければ年内にも現状の様子見モード解除できる-7月会合
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行が7月に開いた金融政策決定会合では、早ければ年内にも現状の様子見モードが解除できる可能性があるとの見解が政策委員から示された。日本銀行本店Source:Bloomberg 一方、別の委員は通商政策の具体的な影響は確認できておらず、「もう少しデータを得た上で政策判断すべきだと主張。」ブルームバーグが7月会合直後の1日に実施したエコノミスト調査では、年内追加利上げの見方が53%と日米関税合意前に行った前回調査の42%から拡大した。一方で「推計誤差等も踏まえると足元2%ぐらい」との見方も示され、その委員は物価の基調は2027年度までの見通し期間の後半には目標の2%を下回っていると語った。 ある委員は、基調が2%に近づいていけば、実際の物価上昇率を「重視する度合いが徐々に高まっていく」との見方を示す委員もいた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日銀意見、早ければ年内にも現状の様子見モード解除できる-7月会合