かつてファストフード業界における成長の原動力だった朝食メニューが、米国での節約志向の高まりの煽りを受けている。
ウェンディーズと
マクドナルドでは、メープル・ベーコン・チキン・クロワッサンやマックグリドルなどの朝食メニューの売れ行きが落ち込んでいる。両社の経営陣は今週、割引キャンペーンを実施しているにも関わらず、朝食の売り上げは他の時間帯に比べて低調だと明らかにした。
ウェンディーズのケン・クック暫定最高経営責任者(CEO)は8日、決算発表後のアナリスト向け電話会議で「消費者の不確実性が高まると、自宅で食事をとるようになる。最初に影響を受けるのが朝食だ」と述べた。
マクドナルドのクリス・ケンプチンスキーCEOも6日、「朝食は間違いなく一日の中で最も弱い時間帯だ」と述べ、朝食を抜く顧客も見られると明かした。
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ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のアナリスト、マイケル・ヘイレン氏によると、低所得層では長引くインフレの影響により家計が厳しくなっており、朝食への支出を控える動きが広がっているという。この傾向は、ウェンディーズにとってはライバル企業よりも深刻な打撃だ。同社は朝食時間帯の売上拡大を狙って広告費を増やしたため、より大きな影響を受けているという。
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かつてファストフード業界における成長の原動力だった朝食メニューが、米国での節約志向の高まりの煽りを受けている
Source: Bloomberg ウェンディーズは年後半の戦略として、朝食時間帯を含む飲料メニューの強化に注力している。クック氏によると、同社は「朝に少し贅沢なドリンクを求める」顧客向けに、冷たいフォームをトッピングできる新レシピの水出しコーヒーを発売したという。スターバックスでも人気のトッピングだ。
さらにウェンディーズは、新たに軽めの焙煎でアラビカ種100%を使用したホットコーヒーへの切り替えも進めている。同社は8日、米国事業の不振を主因として、通年の売上高見通しを下方修正した。
マクドナルドのケンプチンスキー氏も、「朝食メニューのバリュー提供について、どのような施策が必要か」検討しているとしたが、具体的な内容は明かさなかった。
原題:
Fast-Food Breakfast Sales Fade as Diners Eat at Home, Skip Meals(抜粋)







