李在明氏、挫折や逆境をバネに韓国政治の頂点に-暗殺未遂も経験
記事を要約すると以下のとおり。
3日の韓国大統領選に勝利した革新系最大野党・共に民主党の李在明氏。 同じ年に暗殺未遂に遭った米国の現大統領ドナルド・トランプ氏と同様、李氏は襲撃から8日後に退院した際に語った。夫人と共に党のイベントに登場した李在明氏(ソウル、6カ月前の尹錫悦前大統領による「非常戒厳」宣布を受けた混乱を追い風とした李氏は、大統領の座を目前にした李氏の執念を物語っている。3年前、保守派の尹氏に僅差で敗れた苦い経験がその背景にある。だが、彼の勝利は特定の政策によるものではなく、尹政権の劇的な崩壊による面が大きいと指摘する。聯合ニュースによると、ソウル時間午前11時(日本時間同じ)に就任宣誓を行う。出口調査の結果に反応する李在明氏の支持者(ソウル)Photographer:ChungSung-Jun/GettyImages 李氏の政権は、公共支出の拡大や労働者保護の強化、家族経営の巨大複合企業への規制強化といった政策を推進する見通しだが、かつて描いていたほどの急進的改革には踏み込まない見込みだ。ただ、米国と中国の間でバランスを取ることを志向し、北朝鮮との対話再開にも意欲を見せている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 李在明氏、挫折や逆境をバネに韓国政治の頂点に-暗殺未遂も経験