生保4社、3月末の国内債含み損8兆5000億円-1年前から4倍に拡大
記事を要約すると以下のとおり。
国内大手生命保険会社4社が保有する国内債券の3月末時点で含み損の合計が8兆5450億円と1年前と比べて4.2倍に拡大したことが26日、分かった。 生保は一般的に債券を満期保有で保持している。含み損の拡大は運用資産の配分でリスクを取りにくくする要因にもなる。 同社で運用企画部長を務める北村乾一郎執行役員は「まだ減損への距離はある」とした上で、「超長期金利は4月以降上昇ピッチを強めており、30年と40年国債の利回りは今月過去最高を更新した。各社は低利回りの国債を購入するといった入れ替えを進めており、前期決算では売却損も拡大した。
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