中国最大の家電メーカー、
美的集団は香港での新規株式公開(IPO)の注文受け付けを開始した。最大35億ドル(約5000億円)規模を目指しており、これはここ3年余りで最大の香港IPOになる。
9日付の提出文書によると、新規発行株数は4億9210万株で仮条件のレンジは52-54.80香港ドル(約953-1004円)。仮条件のレンジ下限は、深圳上場株の6日終値との比較で25%のディスカウントになる。
美的集団は13日にIPO価格が決まり、17日に上場する予定だと明らかにした。ブルームバーグは先週、同社が今週中にも投資家の注文を受け付ける準備を進めていると報じていた。
中国家電大手の美的集団、香港上場に向け来週にも注文受け付けへ
一定の株式割り当てと引き換えに少なくとも5カ月間の株保有に同意しているコーナーストーン投資家は12億6000万ドル相当の美的集団株購入で合意した。輸送サービスの中国遠洋海運集団(COSCO)の子会社やUBSアセット・マネジメントの子会社も含まれる。
IPO総額が今年は25億ドルにとどまっている香港市場にとって美的集団のIPOは歓迎すべき後押しとなる。目標に達すれば、2021年5月に36億ドルのIPOを実施したJDロジスティクス(京東物流)以来の規模となる。
美的集団は1968年創業の中国家電メーカー最大手で、「美的」や「Comfee」、「小天鶴」などのブランドを手掛ける。2016年には東芝の家電事業を買収した。
原題:
Midea Seeks $3.5 Billion in Biggest Hong Kong Listing Since 2021(抜粋)







