第一生命、国債「買い急がず」－入れ替え7000億円超で残高は横ばい

第一生命保険は2025年度下期の国債投資で、低利回り債を売却して高利回り債を購入する入れ替えを中心として買い急がず、残高は横ばいとなる見通しだ。
超長期金利は需給面から急に低下するとは考えておらず、入札などを経て上昇局面もあり得るとしている。
　市村氏は「含み損の状況を踏まえて継続的な入れ替えを行っており、減損が発生する金利水準まで、まだ距離がある」と語った。
市村氏は保有継続について、低い利回りの債券を20年、30年金利（%）4.5%程度を想定している。