米の切り札は航空機部品、中国のレアアース磁石に勝る-トランプ氏
記事を要約すると以下のとおり。
トランプ米大統領は25日、米国には対中貿易で中国よりも強い切り札があるとし、レアアース(希土類)の輸出規制に対抗し得る手段として航空機部品の供給停止を挙げた。 世界のレアアース磁石生産の9割を握る中国は4月、その優位性を武器にレアアース磁石の対米輸出は6か月ぶり高水準となった。その上で「われわれは今、安全保障上の観点のみから磁石の分野に深く関与している。」 トランプ氏は中国による輸出制限後に米国がボーイングの航空機200機が飛行できなくなったと説明。そして、これらの航空機は今、空を飛んでいると付け加えた。 究極的に交渉で使える米国の最大の武器は関税だとも述べ、中国の供給が不十分とは示唆しなかった。「磁石を確保できるようになるまで約1年かかる」と話した上で、詳細には触れなかった。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米の切り札は航空機部品、中国のレアアース磁石に勝る-トランプ氏