米アクティビスト、三陽商会に三井物への身売り提案－株価は急騰

米アクティビストファンドのサファイアテラ・キャピタルは、大手アパレルメーカーの 三陽商会の経営陣に対し、長期的な戦略として、資本提携先の 三井物産への身売りを選択肢として提案する内容の書簡を送付した。
　細水氏はＲＭＢキャピタル（現キュリキャピタル）在籍時の2017年に三陽商への投資を開始。
業績不振だった20年にも身売りの検討を迫ったが、売却先候補の具体名には言及していなかった。
前向きに検討するよう経営陣に求めている。
速やかに40億円の自社株買いを実行し、さらに3年間で120億円を取得するよう求めた。
　細水氏は、三陽商の経営陣が提案内容を真剣に検討せずに放置した場合、引き続き対話を続けつつ、来年の定時株主総会では、株主提案を提出することなども検討するとしている。