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米国債のリスクフリー神話に陰り、マイクロソフト債が「より安全」に

記事を要約すると以下のとおり。

米政府の信用力に裏付けられた米国債と、マイクロソフトのクラウド・コンピューティング事業に支えられた同社社債――どちらを保有したいだろうか。
少なくとも一部の投資家は、マイクロソフトと米政府のデフォルト(債務不履行)リスクをほぼ同等とみなし、むしろマイクロソフトを米国よりわずかながら安全と判断したことになる。
米国債は他のあらゆる信用資産の基準となる「リスクフリー資産」だからだ。
理論的には企業は破綻しないため、マイクロソフト債の利回りが米国債を下回ることは本来あり得ない。
 また、信用力や将来の世界経済の基盤技術となり、GPU(画像処理半導体)が新たな石油となるなら、マイクロソフトは米政府を上回る。
 3つ目の説明は、米国の財政に焦点を当てたものだ。
一方、マイクロソフトは純粋な米企業)の方がうまくやっている現状を、市場が反映している形だ。
Source:Bloomberg   この乖離(かいり)はあまりに鮮明で、JPモルガンのニコラオス・パニグリツグルー氏をはじめとする一部アナリストは、企業信用と米国債を比較する従来の手法がもはや成り立たない可能性を指摘している。
高格付け社債のスプレッドは約1.52ポイントと、ここ数年の水準とほぼ一致している。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米国債のリスクフリー神話に陰り、マイクロソフト債が「より安全」に

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