アジア時間11日の米国債は続伸。米景気減速懸念から安全資産の需要が高まり、アジアや欧州の国債と共に上昇している。
10年物米国債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して4.17%。10年物オーストラリア国債利回りは10bp低下の4.34%となった。ドイツ国債と日本国債の先物も上昇している。
トランプ米大統領の政策、特に関税導入が米経済をリセッション(
景気後退)に陥れるのではないかという懸念から米国例外論が弱まり、世界的な国債買いにつながっている。米経済政策に関する不確実性の高まりを反映し、米国債のボラティリティーを示す指数は4カ月ぶり高水準を付けた。
トランプ氏は週末に、今年中に景気後退が訪れるかとの質問に対し、経済は「過渡期にある」と答えた。ベッセント財務長官は7日、米経済は政府支出への依存を断ち切るための「デトックス」が必要だと発言した。
ソシエテ・ジェネラルの金利ストラテジスト、スティーブン・スプラット氏(香港在勤)は、トランプ大統領とベッセント財務長官は「短期的な経済的痛みが訪れることを暗に認めている。つまり、いわゆる『トランプ・プット』は市場が考えていたほど当てにできないということだ」と述べた。
原題:
Treasuries Extend Rally as US Slowdown Concern Fuels Haven Bid(抜粋)





