米株先物とドル上昇、米利下げ決定で－今後の緩和ペースには不透明感

アジア時間18日午前の取引で米株価指数先物は上昇。
米国債は下げの一部を取り戻し、ドル指数は続伸した。
　ニュージーランド国債は上昇。
実際に利下げが決定されたものの、当局者は年内に0.25ポイントの追加利下げを2回実施する見通しを示した。
　オルタス・アドバイザーズの日本株戦略責任者のアンドリュー・ジャクソン氏は、市場は「ほとんどの指数が過去最高値かそれに近い水準にあるにもかかわらず、FOMC会合を受けても利益確定の動きはほとんど見られない」と指摘。
関連記事：FOMCが25bp利下げ、パウエル議長が労働市場の良い時代終了を宣言　　シドニーのヘッジファンド、ミノトール・キャピタルの共同創業者、アーミナ・ローゼンバーグ氏は「米金融当局はついに引き金を引いたが、市場の反応は一筋縄ではいかなかった」と言及。
　また、ジャナス・ヘンダーソン・インベスターズのダン・シルク氏は「ドットチャートは年内2回の追加利下げを示唆したが、パウエル氏は労働市場の一段の軟化リスクを考慮して、その重要性を和らげて説明した。」