米短期金利が今年最高に上昇、FF金利目標を上回る－流動性さらに低下

米金融システムの主要短期金利が年来の高水準に急上昇し、フェデラルファンド（FF）金利の誘導目標レンジを上回った。
　SOFRがじわじわと上昇している背景には、財務省による資金残高の積み増しや連邦準備制度のバランスシート縮小がある。
実効FF金利は、現在4.40%となっている超過準備の付利（IOER）を11bp上回っている。
こうした状況は決済日やバランスシート関連日での高めの金利決定につながるだろうと述べた。