米韓貿易協議は投資構造が焦点、通貨スワップではない-具企画財政相
記事を要約すると以下のとおり。
韓国の具潤哲企画財政相は、米国との交渉の焦点となっているのは通貨スワップではなく、韓国が約束した3500億ドル(約53兆1300億円)規模の対米投資の構造だと語った。 22日の取引でウォンは一時0.3%高の1ドル=1428.11ウォンと反発。 トランプ米大統領は来週、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため韓国を訪問する予定。直接投資や融資、政府保証の組み合わせなどになる公算が大きいという。また、通貨スワップ自体が争点とはなっていないとの具氏の示唆は、韓国側がこれを交渉材料としてある程度利用している可能性を示す。韓国政府は来週のAPEC首脳会談中に合意を決着させたい考えで、そのためにあらゆる努力を尽くすと、具氏は話した。 詳細はなお未解決だが、米国の韓国車は不利な立場に置かれている。日本車と同じ15%の関税は2.5%だったため、韓国車は比較して優位だった。韓国の交渉チームは自らの論拠を引き続き述べていくと、具氏は語った。
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