昨年12月の米生産者物価指数(PPI)は、前月比の伸びが予想外に鈍化した。食品コストの低下やサービス価格の横ばい推移が寄与した。根強い物価圧力を巡る懸念緩和に寄与する可能性がある。
キーポイント
PPI(最終需要向け財・サービス)は前月比0.2%上昇
エコノミスト予想の中央値は0.4%上昇
11月は0.4%上昇
前年同月比では3.3%上昇
市場予想は3.5%上昇
11月は3.0%上昇
変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPPIは前月比横ばい。予想は0.3%上昇。前年同月比では3.5%上昇(予想3.8%上昇)だった。
US Producer Prices Restrained by Flat Services Costs
Food prices also fell in December as energy prices advanced
Source: Bureau of Labor Statistics
エコノミストがPPIに注目するのは、いくつかの項目が個人消費支出(PCE)価格指数に反映されるためだ。米金融当局は同価格指数を物価指標として重視している。
これらの項目は強弱まちまちだった。病院での診療は前月比横ばいで、医師による診療費やポートフォリオ管理サービスは小幅な伸びにとどまった。一方、航空運賃は2022年3月以来の高い伸びを示した。
24年終盤での頑固なインフレおよび底堅い雇用市場を背景に、米金融当局は今年の利下げ予想を後退させた。
食品価格は前月比0.1%低下。野菜が15%近く値下がりした。一方、エネルギー価格は3.5%上昇した。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:
US Wholesale Inflation Surprisingly Eases on Drop in Food Prices(抜粋)
(統計の詳細を追加し、更新します)






