英リーブス財務相、歳出削減策巡る政策転換で窮地に-党内から反発
記事を要約すると以下のとおり。
英国のスターマー政権のリーブス財務相が、障害者手当の変更案を巡り、窮地に立たされている。英国のスターマー首相(右)とリーブス財務相Photographer:JacobKing/AFP/GettyImages この方針転換の前にも、スターマー氏によって財源確保策を2件も覆されたことになる。今年後半に予定されている予算では、増税の可能性が浮上している。 リーブス氏に集中している。リーブス氏の取り組みは、金融市場への安心感を与える一方で、党内の一部からによる公共サービス再投資の要求を阻んでいる。同氏は、「もし首相が今後もリーブス氏を切り捨てるような形で削減策を撤回し続ければ、財務相辞任以外の選択肢はなくなるかもしれないと語った。」秋にはその規律を守る姿勢を示すと述べた。 予算責任局(OBR)は7月上旬に生産性予測の下方修正を示す見通しであり、これによってリーブス財務相の財政計画は大幅な赤字に陥る可能性がある。 公共サービスのシンクタンク、リ・ステートの政策ディレクター、ジョー・ヒル氏は「もし交代させれば、市場に対して「より財政規律に甘い人物に交代する」というシグナルを送ることになり、それは完全にマイナスでしかないと語った。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 英リーブス財務相、歳出削減策巡る政策転換で窮地に-党内から反発