3日の金相場は続伸し、過去最高値を更新した。米利下げ観測を背景に金の魅力が高まると共に、株式や債券の相場下落を受けた安全資産への逃避需要も重なった。
アジア時間3日午前の取引で、金相場は一時0.4%高の1オンス=3546.96ドルに達した。これは2日に付けた過去最高値をわずかに上回る水準。過去6営業日では5%上昇しており、連邦準備制度を巡る先行き不透明感や先進各国の財政問題への懸念が再燃する中で、安全資産への需要が下支えとなっている。
スポット金相場はシンガポール時間午前8時45分(日本時間同9時45分)時点で0.2%高の3540.69ドルで取引された。
金相場は今年に入ってから3分の1余り上昇しており、主要なコモディティーの中で最も好調なパフォーマンスを示すものの一つとなっている。今回の上昇局面は、米金融当局が今月にも利下げに踏み切るとの観測が背景にある。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が慎重ながらも利下げの可能性に言及したことで、その期待が高まった。
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5日に発表される8月の米雇用統計では、労働市場の勢いが鈍化している兆候がさらに強まるとみられており、利下げの妥当性を後押しする可能性がある。金など利息を生まない資産は、低金利環境下で相対的に魅力を増す傾向がある。
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また、政策金利を据え置いている連邦準備制度に対し、トランプ大統領の攻撃が激化しており、金融当局の独立性が脅かされることにも懸念が高まっている。
原題:
Gold Extends Gains to Fresh Record on Rate-Cut Bets, Debt Fears(抜粋)






