香港に拠点を置く
国泰君安国際の株価が26日に続伸し、このままいけば週間ベースで過去最大の上昇率を記録する勢いとなっている。香港で暗号資産(仮想通貨)の取引サービスを提供する認可を受けたことが好感されている。
同社の株価は4営業日連続で上昇し、週間では約4倍の値上がりとなっている。香港証券先物委員会(HKSFC)が24日、免許更新を承認し、同社の顧客がビットコインやイーサリアム、ステーブルコインなどの暗号資産を直接取引できるようになったことを材料に、買いが過熱している。
ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、シャーニー・ウォン氏は、「国泰は中国系の証券会社の中で、暗号資産およびステーブルコインの取引・アドバイザリーの分野で先行者利益を得たとみられる」と指摘した。
また、ウォン氏は、中国本土では暗号資産の取引は認められていないが、中国の大手証券会社、国泰海通の香港子会社である同社が認可を取得したことは、「海外事業を通じた有望なビジネスチャンスになり得ることを示唆している」と述べた。
今回の認可を受けて、国際部門を持つ他の中国系証券会社も同様の許可を取得するとの期待が高まっている。中国政府系メディア、証券時報の26日の報道によると、華泰国際や
招商証券国際をはじめとする複数の証券会社が、暗号資産取引へのアクセスが可能になるよう、免許更新の申請手続きを進めているという。
市場心理の改善は同業他社の株価も押し上げている。中国本土上場の
国盛金融は3営業日連続で値幅制限いっぱいの10%上昇、
天風証券も一時8%高となった。
原題:
Guotai Junan Surges 300% This Week on Crypto-Trading Approval(抜粋)






