香港当局、通貨防衛で難しいかじ取り-経済回復を脅かす恐れ
記事を要約すると以下のとおり。
香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)が通貨政策で難しいかじ取りを求められている。銀行間取引金利も低下した。HKMAは過去2週間で約590億香港ドル(約1兆1000億円)を買い入れたものの、香港ドルは対米ドルでなお変動幅の下限に張り付いたままだ。 政策当局側に求められるのは、通貨防衛のため銀行から十分な資金を吸収しながらも香港の経済・金融市場に打撃を与えない「適度な」バランスを維持することだ。借入金利が上昇すれば、香港市場で活況を呈している新規株式公開(IPO)にも悪影響を及ぼしかねない。
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