欧州中央銀行(ECB)は12日、3会合連続となる利下げを発表した。インフレ率が目標の2%に近づく一方で経済は低迷していることから、来年もさらなる利下げを行うと示唆した。
中銀預金金利は0.25ポイント引き下げられ、3%となった。ブルームバーグのエコノミスト調査で1人を除く全員が予想した通りだった。
今回の利下げにより、6月以来の金利引き下げ幅は合計で100ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)となった。
姿勢の変化を示すように、声明からは政策金利を必要な限り「十分に景気抑制的な」水準にとどめるという文言が削除された。
「政策委員会は、インフレ率が中期目標の2%で持続的に安定することを確実にする決意だ」とECBは表明。「適切な金融政策のスタンスを決定するに当たり、データ次第かつ会合ごとのアプローチを継続する」と続けた。
Central Bank Watch
Change in borrowing costs this year
Source: Bloomberg
Note: Mapped data show change in interest rates for distinct central banks since the start of 2024.
発表後にユーロは0.2%安の1.0470ドルとなった。投資家は、金利を「景気抑制的な水準」に維持するという文言が削除されたことに注目している。
市場が織り込む来年の利下げ幅は発表前とほぼ変わらず、125bp程度となっている。
原題:
ECB Cuts for Third Straight Time to Prop Up Flagging Economy (1)(抜粋)




