欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル理事は、インフレリスクが上振れしている現状では、金利を現行水準に据え置く必要があるべきだとの見解を示した。
ルクセンブルクで15日行われた行事でのプレゼンテーションでシュナーベル氏は、インフレ率がECBの目標である2%からわずかに逸れた場合でも容認されるべきだと述べ、現時点でECBは良好な位置にあるとの見解を示した。
シュナーベル氏は「金融政策は揺るぎない姿勢を保つべきだ」と指摘。「関税、サービス価格や食品価格の上昇、財政政策といった要因で、インフレは上振れリスクが優勢だ」と語った。
ECBの見解に詳しい関係者がブルームバーグに語ったところによると、ユーロ圏が新たな衝撃に見舞われない限り、金利は当面の間、現行水準にとどまる見通しだ。
シュナーベル氏は「インフレ率が2%の目標付近で安定し、経済が完全雇用のもとで底堅さを維持していることから、金利は適切な水準にある」と述べた。
原題:
ECB’s Schnabel Backs Steady Rates Amid Upside Inflation Risks
(抜粋)




